大豆の苦味成分。女性ホルモンと似た働きをする天然の女性様ホルモン。

女性様ホルモン(フィトエストロゲン)

 大豆イソフラボン(特に胚軸(芽)に多く含まれている化合物)の代表は、ゲニステイン、ダイゼイン、グリシテインです。

  これらの化学構造は女性ホルモン・・・エストロゲンに非常によく似ています。ただし、食品の中では、イソフラボンは糖と結合した配糖体という形で存在していて、そのままの形では吸収巣路ことが出来ません。

 自然の食物からフィトエストロゲンをとるには其の食物が、腸内で、ビフィズス菌などの細菌により糖加水分解されなくてはなりません。

<効用>

1.

女性の更年期障害を緩和する。

 ホルモンのバランスの崩れから起こる更年期障害。天然の女性様ホルモンが効果を示します。

2.

骨粗しょう症を予防し、進行を抑える。

 骨粗しょう症の原因はカルシウム不足および、女性ホルモンの働きが重要です。イソフラボンは骨からカルシウムが溶け出すのを防ぎ、骨の密度を保つ効用があります。

3.

男性のガンに、前立腺ガンにも効果あり。

 前立腺ガンも性ホルモンと関係するガンで、女性ホルモンの減少が原因と考えられておりますので、イソフラボンが活躍します。
  ガン以外の前立腺の炎症にも効果があります。

4.

動脈硬化〜脳卒中、痴呆症、高コレステロールを予防。
【動脈硬化】とは動脈の壁が弾力を失って、そこに脂肪がたまったり石灰が付着し、血液の、血液の通り道が狭くなってしまう症状です。

  老化現象のひとつで、誰にでも起こってくるが、進行すると、脳卒中や狭心症、心筋梗塞など命にかかわる病気を招きます。動脈硬化の危険因子は、高血圧、コレステロール、喫煙、肥満、糖尿病、ストレスなどがあります。

 動脈硬化を促進するのは、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)で、これに対し血管壁からLDLコレステロールを排除する働きをするのはHDLコレステロールです。これが善玉コレステロールと呼ばれるものです。

 イソフラボンには血圧の上昇を防ぐと共に、HDLコレステロールを減らさずに、LDLコレステロールを減らす効用があります。
 動脈硬化は40歳前半くらいまでは女性の方が総コレステロール値が低く、HDLコレステロール値が高い傾向にあります。

  ところが、更年期になりエストロゲンの分泌が減るとその抑制力がなくなりコレステロール値が次第に上昇します。

 動脈硬化の進行を防ぐにはエステロゲンに似た働きをするイソフラボンを積極的に摂取するのがよいと言われております。

5.

糖尿病を予防する。
【糖尿病】とは糖尿病は食後血糖値が高くなったときに、これに応じて分泌され、血糖値をさげる働きをするインスリンがうまく働かない症状です。

 イソフラボンやレシチンはインスリンの分泌を盛んにすると同時に乳化作用で血中の脂肪を減少させる効用があります。

6. 肌の老化・美肌に効果あり。